木下順二文/清水毘絵/岩波書店刊
わが家で最高に人気のあった昔話が、ここにご紹介する『かにむかし』です。
三人の子どもたちが幼稚園児であったころから、
小学校二、三年生のころまで、繰りかえし繰りかえし幾度読まされたかしれません。
自分で読むより読んでもらって耳で聴くほうが、
うんとおもしろいことを子どもたちは知っていました。
これこそ語りことばの力であり、聴くことがことばの秘密をさぐりだす楽しい経験となるからです。
この昔話ははじめは絵本になる前に『日本民話選』(岩波少年文庫)で読み、大好評でした。
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